BAUES

基本的な流れ

BAUES Analysis でシミュレーションを行うには、建物の 3D モデルが必要です。3D モデルの準備はこちらを参照してください。

とりあえず使ってみたいという方のためにテスト用モデルも準備しています。その場合は、モデルを準備をする必要はありませんので、このまま以下の手順で使用開始していただけます。

使い方を説明する3分弱のビデオがあります。それぞれのステップの細かい説明は文章を参照ください。

Step0. プロジェクトの基本情報を入力

プロジェクト名、シミュレーションに使用する気候データ、プロジェクトの構造種別(e.g.木造、コンクリート造など)を選択します。

Step1. モデルのセットアップ

  1. BAUES Analysis上でシンプルなモデルを作成
  2. 3Dモデルを用意してインポート

の2つの方法から1つ選択します。

1の場合には、平面形状と階高を入力すると解析モデルが作成され、Step3に進みます。

2の場合には、モデルをインポートしてStep2に進みます。

Step2. 地面からの各階の床面高さを入力

パースされたデータによって、自動的に各階の高さが推定され、ブラウザの右側に表示されます。この推定された高さを確認していただき、間違いがあれば修正した後、そのままでよければ何もせず「次へ」を押してください。

Step3. 各階の平面情報を確認

前ステップの高さ情報をもとに、3D データを各階の平面情報に分割したデータが表示されます。この時点で、[エネルギー消費量シミュレーションのモデル条件]をみたすよう、アルゴリズムが図面を修正しているので、確認をお願いします。
アルゴリズムで修正しきれなかったサーフェスは warning としてハイライトされています。この warning されているサーフェスは、シミュレーションの結果に影響を及ぼします。どのような影響を及ぼすかについては[エネルギー消費量シミュレーションのモデル条件]を参照ください。
warning されているサーフェスがなかった場合、もしくは warning されているサーフェスのシミュレーションへの影響が問題ないと判断された場合は、次のステップに進んでください。

Step4. モデルの調整

平面情報を基に3Dの解析モデルが作成されます。しかし、平面情報によっては不要なゾーンが作成される場合があります。もし不要なゾーンが作成されている場合にはこちらで削除してください。

Step5. 各室の計算条件を入力

続いて、エネルギー消費量に関わる各ゾーンの情報(窓面積率、壁面構成、プログラム、室用途)を入力します。
各ゾーンについて、情報を入力したら、シミュレーション用のモデル完成です。

Step6. シミュレーション開始

シミュレーション条件の確認画面で計算条件を確認したのち計算開始を押すと、サーバー側でシミュレーションファイルを生成し、計算を実行します。
それぞれ時間がかかるので、ブラウザから計算の進行状況の確認ができます。
シミュレーションが終わると、結果確認画面へ進みます。

Step7. 計算結果分析

エネルギー消費量に関係する様々なデータを、多様なビジュアライゼーションで分析できます。