BAUES

イントロダクション

BAUES Analysisは、専門知識がない人でも簡単に、建物の「性能」を把握し学ぶことができるプラットフォームです。第一弾として、建物のエネルギー消費量シミュレーションを行う機能を実装しています。

何ができるのか、まずは1分の簡単なビデオをご覧ください。

BAUES Analysisで何をするのか

BAUES Analysisでは、建物のエネルギー消費量や効率などを算出し、評価することができます。エネルギーの評価は、大きく3つのステップで行います。

  1. モデリング:シミュレーションするためのモデルを作成する
  2. シミュレーション:作成されたモデルを用いてエネルギー消費量を算出する
  3. データ分析:結果を分析する

ワークフロー全体像

BAUES Analysisを始めるには、各々が使用しているモデリングソフトから dae,obj フォーマットで建物の3Dデータを書き出しアップロードするだけです。アップロード後は、半自動的にモデリングを行い簡単な入力をするだけで、エネルギー消費量を計算できます。3Dデータがあれば、全てブラウザ上で作業を行うことができ、ソフトウェアのインストールなどの環境構築は一切不要です。

3Dモデルなしでもシンプルな形のモデルであれば、BAUES Analysis内で作成してシミュレーションできます。また、とりあえず使ってみたいという方のためにテスト用モデルも準備しています。その場合は、モデルを準備をする必要はありませんので、基本的な流れに沿って使用開始していただけます。

モデルの準備方法について → モデルの準備

基本的な解析の流れについて → 基本的な流れ

BAUES Analysisが目指す未来

これまで建築・建設業界でも環境問題に対する取り組みは数多くなされてきました。しかし、「環境に配慮する」設計は追加のコストとみなされることが多く、予算的制約が厳しいプロジェクトでは敬遠されがちなトピックでした。

大きな要因は、主に「専門的知識が必要」「時間がかかる」の2つです。BAUES Analysisはこの問題を解決します。

私たちは、「シミュレーションを通して定量的な判断を設計に取り入れること」のコストを、BAUES Analysisというプラットフォームでゼロに近づけ、設計者、技術者、施主に関わらず、多くの方々が建物の「性能」の向上を図ることができる環境を整備します。

世界中の建物の「性能」を向上させることで、地球環境問題をはじめとした将来起こりうる問題のリスクを低減し、人々が本当に安心・安全に暮らせる社会の実現を目指します。